ESPACE KUU
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自・灯・明 by ourselves

21世紀の仏教を考える、
僕たちの視線、私たちの視界

自・灯・明

—think and act by ourselves—



コラボレーティングアーティスト 倉谷 卓

会期: 2021年1月28日(木) ~ 3月26日(金)

開場時間: 10:00 - 17:00

入場料 : 無料

休廊日:1月  30日(土)・日曜

    2月  1日(月)・2日(火)・3日(水) 及び 毎週土曜・日曜・祝日

    3月  5日(金) 及び毎週土曜・日曜、15日(月)

学生・教職員のみ入場可能

緊急事態宣言発出に伴い学外の方の入構はご遠慮ください。

会場: ESPACE KUU 空 (エスパス空) 大正大学5号館1階

東京都豊島区西巣鴨 3-20-1

入場料: 無料

主催: 大正大学

後援:豊島区 (申請予定)

特別協力: NPO東京画

D'où venons-nous?
Que sommes-nous?
Où allons-nous?
われわれはどこから来たのか?
われわれは何者か?
われわれはどこへゆくのか?
Paul Gauguin(1848-1903)
| Curator Statement |
2020年、世界は経験したことのない緊急事態下にあります。現在(7月12日)、1272万人もの感染者が確認されるに至った新型コロナウィルスの地球規模の感染拡大。この未知のウィルスの力を終息に至らしめるには少なくとも数年は要するでしょう。大学の教育現場もこの状況を受け、一変しています。春学期の対面講義は一切中止となり、秋までリモートでの講義が続くことになり、私は今年のゼミ生たちとPCのモニター越しでのコンタクトに終始しています。
僕は忘れたくない。政治家たちのおしゃべりが突如、静まり返った時のことを。
僕は忘れたくない。今回の緊急事態があっという間に、自分たちが、望みも、抱えている問題もそれぞれ異なる個人の混成集団であることを僕らに忘れさせたことを。
僕は忘れたくない。今回のパンデミックのそもそもの原因が秘密の軍事実験などではなく、自然と環境に対する人間の危うい接し方、森林破壊、僕らの軽率な消費行動にこそあることを。
これは、COVID-19の感染拡大が進行中だったイタリアで3月に緊急刊行されたパオロ・ジョルダーノの『コロナの時代の僕ら』のあとがきからの抜粋です。2020年を境とし、世界は確実にその姿を変えようとしています。
誰も経験したことのない新しい時代を生きていく上で力となるのは、叡智とそれを実践する“心”を養うことが全てであると考えます。2018年の『眠れる慈悲』以来、“21世紀の仏教を考える、僕たちの視線、私たちの視界”をテーマに、大正大学の建学の4つの理念、そして仏教の叡智である「慈悲」、「共生」、「中道」そして「自灯明」を学生自身が読み解く本プロジェクトは、完結年となった2020年、まさにその真価を問われる一年となりました。学生にとっても私にとっても総決算となる今年の展覧会、多くの皆様にご覧いただき、共に“来たるべき明日の世界がどのようにあって欲しいのか”を考える場になることを祈ってやみません。
太田菜穂子
指導教員 ESPACE KUU 空 キュレーター | 大正大学客員教授
| Photographer’s Profile |
倉谷 卓 Takashi KURAYA  写真家
1984年山形県生まれ、現在千葉県在住。
近年の個展に「時代考証/レトロ/女学生」(QWERTY、千葉、2020)、
「アリス、眠っているのか?」(Hasu no hana、東京、2019)、
またグループ展に「My Body, Your Body, Their Body」(Kana Kawanishi、東京、2019)、
「Pets Friends Forever」 (DEUTSCHES HYGIENE-MUSEUM、ドレスデン、2017-18)、
「新章風景#2」(東京都美術館、東京、2017)など。
近年は『写真というメディアが社会でどう捉えらえ・扱われているか』を主な関心とし、家族、ペット、古いアルバムなどのモチーフに応じ様々な手法を用いた制作活動をしています。
今回「自灯明」というテーマの元に制作を行いましたが、素材として頂いた学生さん達の写経・写仏には自分自身にではなく、他者や社会に向けられた願いが込められていました。
困難な時代ながらも他者を照らそうとする思い・行為が、ひいては自身を照らすことにつながるとの信念をそこから感じました。
そこで彼らの願いを込めた写経・写仏をプロジェクターを通し「灯り」として扱い、他者や、今の社会を象徴するモノなどを照らし撮影しました。
 21世紀の仏教を考える、僕たちの視線、私たちの視界
 21世紀の仏教を考える、
 僕たちの視線、私たちの視界
 自・灯・明

 —think and act by ourselves—
2度目の東京オリンピック・パラリンピック開催に沸く華やかな一年となるはずだった2020年。コロナ・パンデミックで全てが一変、今も世界中の人々が生命の危険に怯え、自由や人生の貴重な時間を奪われ続けている。私たち13人は、そのような状況下にあって、私たち自身も写真を撮り続けることで、“現代という時代”と向き合いたいと考えました。私たちが向かおうとする未来、そこで出会う未知の出来事に正しく対処していくには、他人に寄りかからず、自分を信じて生きていく『自灯明』が意味する“生き方”が求められると予感します。
少しずつ新たな日常『New Normal』を取り戻していく明日の社会をイメージし、展覧会を作り上げます。
13人がそれぞれに灯す『自灯明』の光をご覧ください。
| 仏教学部 仏教学科 国際教養コース3年
曽根 悠加   SONE Yuka
乾 詩     INUI Uta
川俣 萌華   KAWAMATA Moeka
田口 真央   TAGUCHI Mao
中川 紅葉   NAKAGAWA Kureha
中村 尚平   NAKAMURA Shohei
西鷹 果林   NISHITAKA Karin
和田 直士   WADA Naoto
井村 佳史   IMURA Yoshifumi
車谷 陽香   KURUMATAKI Haruka
澤田 みのり  SAWADA Minori
丸山 貴大   Maruyama Takahiro
小野塚 大樹  ONOZUKA Daiki
展覧会プロジェクト2018-2021
『四つの人となる - 慈悲・共生・中道・自灯明』
The Exhibition Project “Nurturing Four Qualities” 2018-2021 /
Compassion・The Middle Path・Coexistence ・Self-Reliance
  • 2018
  • 2019
  • 2020
| slideshow |
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