ESPACE KUU - TAISHO UNIVERSITY

大正大学・エスパス空

会期: 2019年9月13日(金) ~ 12月22日(日)開場時間: 10:00 - 19:00

TRANSVERSALITÉ
生命縦断

Lionel Beccat リオネル・ベカ

 

会期: 2019年9月13日(金)~ 12月22日(日)
開場時間: 10:00 - 19:00
閉 廊 日
会場: ESPACE KUU 空 (エスパス空) 大正大学5号館1階
東京都豊島区西巣鴨 3-20-1
入場料: 無料


主催: 大正大学
特別協力: メッドサポートシステムズ株式会
協賛
:  ネスレネスプレッソ株式会社 / KLEE INC PARIS TOKYO
特別協力
: ESqUISSE
後援:豊島区
出品作品: 写真約24点

 

Un espace de destructions
Chorégraphies rêches
De regards habités
De tout ce vivant sacrifié
Le feu, la sueur, les lames
Parfois coule le sang
Tension des corps ardents
Effluves emmêlées
Musicalité des matières
Tant de gestes endiablés
Comme des danses tribales
Vers une lumière
Trouble et absolvante
Un acte de reconstruction 

 

厨房、解体の時空間
荒々しい動作
人間界の視点から
犠牲となる全ての生命に正面から向き合う
炎、ほとばしる汗、包丁
時には血が迸り
全身を張りつめた緊張が駆け抜ける
もつれでる生命の欠片
素材たちが織りなす音楽とも言うべき調和
部族のダンサーたちの踊りのように
光を信じ、
問題を解決に導くべく立ち向かう
それは新たなる生命の姿を創り上げる行為

 


|Curator Statement| 

私たち日本人が食事の度に、口にする言葉「いただきます」
この言葉が「他の生き物の生命をいただくこと」を意味することを自覚するのは
自分の生命の意味を考えるようになる思春期を迎えたころからではないでしょうか。
日々の糧、その“ありがたさ”に気づくには、
世界のあり様、自分の存在、生きることの意味を考えるようになって、
初めて意識できるのかもしれません。

私たちの生命とは、地球上に生きている多くの生命たちの恩恵によって成立しています。
今回、フランス料理界を代表するグランシェフであるリオネル・ベカ氏をお迎えし、
『生命の宇宙での縦断』をテーマに展覧会を開催することになりました。

料理人の視界から見つめたさまざまな生命の持つ神々しいまでの美しさと複雑な構造を
ベカが日々格闘する厨房を舞台に、彼自身の優しくも鋭い眼差しの下で
辿ってゆこうと思います。

命の尊厳と美しさへの感動の視線を縦軸に、
それらを緻密に再構築していく建築家のような技術と情熱を横軸に
オリジナルな写真空間を立ち上げます。

“食”にまつわる深い思考と新たなクリエイティブの地平線となるはずです。

太田菜穂子
ESPACE KUU 空
Curator

 


|Artist Biography|   Lionel Beccat |リオネル・ベカ

フランス・コルシカ島に生まれる。アート全般への豊かな素養を持つ母の影響で幼児期から文学、絵画、音楽など 本物に触れるチャンスを数多く持つ。20歳を過ぎて料理の世界に入り、その創造性を“縦断する”という広い視界と 思考において開花させる。

1997 ミッシェル・トロワグロのブラッスリー「ル・サントラル」、
         ミシュラン一ツ星 レストラン「ギィ・ラソゼ」「ペトロシアン」で研鑽を積む

2002 三ツ星レストラン「メゾン・トロワグロ」でスーシェフを務める

2006 ミッシェル・トロワグロより、東京にオープンの「キュイジーヌ[s] ミッシェル・ トロワグロ」シェフに任命され来日。
         5年半にわたり同店のエグゼクティブシェフを務める

2011 フランス国家農事功労賞シュヴァリエ授勲

2012 「ESqUISSE」 エグゼクティブ シェフ 就任

2013~2019 「ESqUISSE」はミシュランガイド東京にて二ツ星の評価を得る

2018 Gault & Millau 「今年のシェフ賞」受賞

 

Être artiste, c’est savoir écouter le monde et s’inventer un langage onirique pour le raconter a nouveau.

アーティストであること、
それは世界が発する声なき声に耳を傾け
心に響く言語を自らの力で見出し、それを新たに語ること。