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Cuba, Patria y Libertad - キューバ 祖国と自由 -
中野 正貴 Masataka NAKANO 

会期: 2017年4月1日~ 6月25日

「ただ、考え方でどうにでもなるのだ。」

There is nothing either good or bad, but thinking makes it so.

ウィリアム・シェイクスピア  William Shakespeare(1564~1616)

|Curator Statement| 

フロリダ海峡を隔て、145キロメートル先にはアメリカ合衆国と向き合う島国、キューバ。永い困難を経て1959年に達成されたキューバ革命、しかしその後もキューバは資本主義経済が加速する世界の趨勢とは一線を画し、異なる歴史を刻んできました。

21世紀前夜、キューバを訪れた中野正貴の視線は、貧しくもとびきりの笑顔で日々を楽しむキューバの人々の人生に対する情熱とパワーに釘づけになります。不幸な歴史が生んだ多くの別離や不当な差別、そして冷遇、しかし、それらにめげることなく、今日を生きる事にありったけの情熱とエネルギーを注ぐ彼らの姿のまさに虜になったのです。

中野は彼の脳裏に焼き付いた圧倒的なキューバの“熱”を表現するべく、複数の写真をコラージュし、重層的な暗室作業を経て、“生のキューバ”を再現しました。

写真からは彼らの笑い声、叫び、音楽、ダンスのリズム、街の喧噪が聞こえてくるかのようです。

昨年末、ついに世界に向かって広く門戸を開くことになったキューバ。この国の未来に想いを馳せながら、「幸せとは?」「生きるとは?」誰もが本来は考えるべき人生の意味について、21世紀的な文脈の中で改めて考えてみたいと思います。

太田 菜穂子
ESPACE KUU 空 |キュレーター

|Artist Biography|

中野 正貴  | Masataka NAKANO 

1955年福岡県生まれ。翌年、東京に居を移し、以来東京在住。
武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業後、写真家の秋元茂氏に師事。その後、
フリーランス・フォトグラファーとして独立。各種広告、雑誌表紙などを手がける。

|主要出版物 Bibliography|

2000 『TOKYO NOBODY』 (リトルモア)
2000 『CUBA Dia y Noche』 (求龍堂)
2002 『SHADOWS』 (リトルモア)
2004 『東京窓景』 (河出書房新社)
2007 『MY LOST AMERICA』 (リトルモア)
2008 『TOKYO FLOAT』 (河出書房新社)

|Award|

2001 日本写真協会賞新人賞
2005 第30回木村伊兵衛写真賞
2008 第8回さがみはら写真賞

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